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Time Waits For No One [back number:2009]

2009/12/22

ブラーの今年の再結成時のロンドンはハイドパークの
ライブ盤を購入、めくるめく名曲の数々に
胸を締めつけられた。

まさにライブでのベスト盤の様相。

私が購入したのは2デイズの初日の方だが、
ディスク2のM8「This Is A Low」とかを
同じ会場で聴いていたらたまらないだろうなー。

あれだけリアルタイムで新譜を購入していたのに、
何気に初来日のクラブチッタしか見てないという事実。(M)

2009/12/15

そろそろ今年も終了ということで、
良く聴いた新譜を3枚選ぶなんていう時期でも
あるのだが、相変わらず「旧きをたずねて、、、」という
リスナー生活で、たった3枚すらも思い浮かばないのが
正直なところ。

店頭試聴で良さそうだったLeslie Mendelsonなる女性の
デビュー盤や、この後聴くであろうアリシアの新譜、
来年2月に出る予定のシャーデーの新譜(ジャケが凄い)などに
期待は高まりつつも、11月に出会ったKristina Train の
「Spilt milk」というアルバムはかなり聞き込んだ。

ノラJやプリシラAと同じブルーノートからのリリースということも
あり、著名なプロデューサーも配置されたりで、洗練された感じを
プッシュしたいのだろうが、オフィシャルサイトの写真や映像を
見るとかなり田舎感が漂う。

個人的な好印象の理由は、
ノラのようにジャズぽい雰囲気や、プリシラのようにフォークぽい
雰囲気ではなく、ソウルフルなテイストが根底にある声だから
だろうか。

全曲佳曲揃いの中、
特にM2の後半、ためていた感情を爆発させるような
歌唱の瞬間がたまらない。

2作目で大バケするかも。(M)

2009/11/3

この10月はやたらと2枚のジャニスのライブ盤を聴いた。

1枚はウッドストック40周年エディションの
「コズミックブルース」との抱き合わせの1枚、
そしてもう1枚は以前リリースされていた「パール」の
レガシーエディションのこれまた抱き合わせの1枚。

伝説のウッドストックの完全版ライブと、亡くなる直前の
ほぼ?ラストのライブとなる「フェスティバルエクスプレス」の
完全版ライブの2枚。

それぞれ、同じ野外ライブ盤と言っても、
ライブの時期も違えば、本人の置かれた状況もバックバンドも
違うので、作品としてはまったく種類が違うのだが、
これまでリリースされていた何枚かのライブ盤を凌駕する
とんでもないパフォーマンスが収められたライブ名盤だな、と。

近年の発掘音源なので、
音質やらなんやらは当然のごとくクリアかつド迫力なのだが、
ウン十万人?の前でのパフォーマンスに、ジャニス自身のカラダが
放電しているかのようなテンションのウッドストック盤に、
後から言うのは簡単だが、その後の死の不吉な予兆に
彩られたかのようなブルージー(もともとジャニスはブルージー
だが)かついつにもましてエモーショナル(もともとジャニスは
エモーショナルだが)な
歌唱が胸を打つフェスティバルエクスプレス盤。

変な限定盤とかの抱き合わせ盤にせず、
単体の作品としてリリースして、
多くの人に聴いてもらいたい2枚。

個人的にはフェスティバルエクスプレスで聴くことのできる
後期の楽曲郡が特に心に響いた。(M)

2009/10/17

幕張メッセにて開催の、メタル系音楽の祭典である
ラウドパークで、20何年ぶりにジューダスプリーストを見た。

今回は2デイズの初日のヘッドライナー、全世界で
展開中の「ブリティッシュスティール」全曲演奏を含むツアーだと。

バンド結成40年、上記のアルバムリリース30周年、て
まるでストーンズみたいな活動キャリアだなーなどと関心しつつ、
ライブが始まれば、懐かしさよりも、60歳超えのフロントマン達とは
思えない演奏技量、そしてVoのロブハルフォードの、
まさにメタルゴッド然としたスクリームにしびれた。

もちろん忍び寄る年波は全体的に隠しきれないが、、。

アルバム全曲演奏後は、彼らの代表曲から最近の曲までを
うまく並べて演奏しつつ、アンコールではハーレーにまたがった
メタルゴッドが、「フリーホイールバーニング」を演奏して、
場内の興奮も、自分の興奮もそれぞれマックスに。

この曲は、彼らの20何年前の人気絶頂時にリリースした何作かの
アルバムの中でも日本では特に人気のあるスピードナンバーで、
へヴィメタルの様式美をうまくまとめた完成度の高い曲ながら、
この何年かは演奏されてなかった様子(?)で、
観客も素直に嬉しさを爆発させていた。

一番感動したのは、非常に印象的かつドラマチックなギターソロを
客が皆で「ラーラー」とか「オーオー」で合唱した瞬間。

昨今のへヴィメタル系には、昭和のプロレス同様に、ライブ動員や
CDセールス面での苦戦をひしひしと感じるが、
やはりこの世代のへヴィメタルバンドは激しさのみではない
キャッチ−さが同居していて良いなーと。(M)

2009/9/26

当日の朝思いついて、
横浜スタジアムでのエイド系イベントに向かう。

夏フェスシーズンも終了した9月最終週の、
脈絡のない出演者の顔ぶれなどもあり、
昨今のフェスブームな状況でのイベント動員数に比べると
ややさびしい入りの気もするが、オムニバスライブは
本当はこれくらいの客入りが妥当だなーとか
勝手に思いつつ18時にスタンド席に。

天気も良く、ハマの風が心地よく、
ビールをガンガン飲んで、ヘッドライナーの登場を待つ。

20時過ぎに矢沢さんが登場、
1週間前にドームワンマンだったこともあり、
そのメニューを短縮したと思われる内容だが、
やはりナマの矢沢さんは立体的躍動感がありカッコ良い。

ライブを休んでいたこの1年半くらいは、
ボイトレとかもして今までの自分とは違う努力を
してきたようなことをなんかで読んだが、確かにおととしの
武道館の時よりも歌唱が良かったようにも思えたり。

メニュー的には、ヤザワ初体験の客に向けたような
派手かつ有名なナンバーは登場しなかったが、
終盤、キャロル時代の「ルイジアナ」が登場して、
スタンドのコアファンやミドルエイジ以上の客が盛り上がる。

その前の曲のエンディングで、バックメンバーのギタリストと
楽器スタッフでギターを交換しようとしていたところに、
矢沢さんの「カモンロックンロール!」と言うあおりが入り、
ギターの準備が出来てないタイミングで他のバックバンド
メンバーが演奏をスタートさせてしまい、多少息が合わない
ちぐはぐな演奏となったのを感じた矢沢さんが演奏を止めさせ、
すぐさま「ワンモアロックンロール!」とか言って
イントロからやり直させたあたりがこの日一番しびれた。

その後はピリッとした演奏が続いて、最後は定番のタオル投げ曲、
予定になかった?アンコール1曲まであり大いに満足した。(M)

2009/8/16

プリンス出演の映画「パープルレイン」をDVDで見る。

25年前の映画とは思えない切実でズキズキする青春映画。

やはりプリンスは天才だ。

そんなこと今頃わかったのか、、なんて声は無視しつつ。(M)

2009/8/12

キヨシローさんの「ロックで独立する方法」という本を
読んでかなりヤラレる。

故人賛美の変な追悼本は買う気などなかったが、
本屋でこのタイトルと帯の見出しなどちらり見て、
ヤバそうな本だなーと思いつつ購入。

読むのに勇気が必要な気がしてしばらくは寝かしていたのだが、。

とにもかくにも音楽業界関係者、バンドマンには劇薬。 (M)

009/7/31

2 渋谷AXにてザ・モッズを見る。
昨年の旧渋谷公会堂ライブに引き続き、
今回も当日券での駆け込みライブ鑑賞に。

前回は、アンプラグド的なニューアルバムを反映しての
座席指定でのやや大人向けのライブだったが、今回は
スタンディングと言うことで開演前からのモッズコールが熱い。

本編1時間、アンコール3回で合計1時間半の
昔のレパートリー多目のライブだったが、
個人的には、3回目のアンコールで「HEY!! TRAVIS」が
演奏されたのが特に嬉しかった。

森ヤンのタイトルコールとイントロを聴いた瞬間に鳥肌が立ち、
客席もこの日1番の盛り上がりを見せて爆発していた。

バンドとしてのモッズのソングライティングの優秀さはもちろん、
本当に森ヤンはいいロック声だなーと。 (M)

2009/7/10

東京ドームでサイモン&ガーファンクルの
ライブを見る。

シニア、ミドルを中心にほぼびっしりの客、客。

肉眼でメンバーがちゃんと確認できる良席で
伝説のデュオの生演奏を目に焼き付けた。
60才台中盤の二人の誠実な歌唱、バックメンバーの 演奏技量も素晴らしく、外音もあの頃を思わせるように ややしょぼめな出音にまとめられつつ、やはり主役は 二人の歌唱とポールサイモンのギター。
めくるめく名曲のオンパレードから、
互いのソロコーナーなどをはさみつつ、
やや唐突に「明日にかける橋」のイントロが登場して
クライマックスに。

アート、ポール、二人という順番で演奏が進みつつ、
単純かつ、非常に深く感動。アンコールでは
必殺の「サウンドオブサイレンス」が、、。

中学生の時にお手軽なアナログ7インチ盤で死ぬほど
聴いた曲の生演奏が目の前で。

本編最後からアンコールのタイミングで、会場の客が自然に
スタンディングオベーションとなるような素敵なコンサートだった。

帰宅してからも69年の発掘ライブCDなど聞きつつ余韻に浸る。
(M)

2009/7/8

仕事がからみ地方に赴き、
その夜にそのエリアで行われる吉田拓郎さんの
コンサートチケットが幸運にも手に入り、
仕事も終え、そろそろ会場に移動しようかとしたその矢先、
携帯の着信、そして留守電を再生したところ、なんと
コンサートの中止の知らせが、、。

全国的にツアーを行う形でのライブについてはこれが
最後という触れ込みのツアーで、直前公演までは
無事に行われていたようだが、、、。

薄れ行く記憶の中では、中学1年くらいの時に、
オムニバスライブで見たような気がするくらいの印象・
記憶しかなく、人生最初で最後の拓郎さんワンマン体験に
なるはずだったのだが。

新宿歌舞伎町のコンビニにて発券した
プラチナチケットを再び歌舞伎町に行き払い戻し終了。
なんとかワンマンライブを見ることができる日がきますようにと
願いつつ。 (M)

2009/6/27

朝、寝起き感全開のままぼーっとリビングに
入ると、家人が「マイケルが死んだかも」と。

さすがにこの訃報の時は「うぁー」ではなく、
「なるほどー」となり、その後TVやらネットの
ニュースなど各種を見つつも、やはり事実ぽいなーと
思いながら仕事先に向かう。

自分が大学生の時にバイトしていたパブ・スナックに、
なぜか簡易の模擬ディスコ風な設備があり、
酔って盛り上がったおばさん相手にマイケル、カジャグーグー、
デュランデュランのLPをかけつつ、照明装置をチカチカさせる
という役をしていたことを思い出す。

「スリラー」より「ビートイット」の方が、
Vへイレンのギターソロがあってカッコ良いと言う理由で
よくかけていたが、おばさんたちには「スリラー」の方が
受けていた。

店の雇われマスターが踊る「スリラー」の振り付け、
MTVとカフェバーが大ブームの時代。

ジャクソン5やソロ作にも好きな曲がありつつも、
ミックやポールとのデュエットの方がどちらかといえば
好きだった自分。(M)

2009/6/13

仕事で大阪に行って夜の街に
繰り出しての2軒目。

その名もブロディと言う素敵な
プロレスバーにてわいわいがやがや。

と突然、プロレスの試合画像を流す
モニターに三沢逝去の文字が、、、。

まず私がそれを発見して「うぁ-」となり、
すぐさま一同絶句、、、。

個人的には新日派なので、
全日系のレスラーにはそれほどの思い入れがないもの、
スターレスラーの訃報には本当に驚いた。

「プロレスの時代」がどんどん終焉していく。(M)

2009/5/9

中学時代の同じクラスの男子5人が
揃っての地元飲み会。

1軒目が終了して、
さぁこの後はどうする?的な展開になりつつ、
5人の中でラーメン好きなSちゃんお勧めの
店まで歩くことに。

電車の駅にして2駅分の距離にもなったのが、
酔いの気持ち良さも手伝いダラダラと。

偶然ではあるが、
母校の中学校近くから自分の実家に向かう
通学路を通るコースとなり、そこから今度は、
自分の実家から自分の出身小学校に
向かうコースを経て目指すラーメン屋にと。

30年以上前の自分の通学路を
中学時代の友達と歩くという行為が恥ずかしくも、楽しく、
あいつは何をしている、この店はまだあるね、ないね、とかの
たわいもない話が道中続いた。

目的のラーメン屋でも、ラーメンを食べる前にさらに酒を追加、
味を辛くするとかしないとか、誰のおごりだとかなんだとか、
カウンターに横一列でわいわいガヤガヤと。 (M)

2009/5/2

新宿、渋谷でライブを見た後、
知人と渋谷合流で食事をしていたら、
なんか立て続けに携帯メールがくるなー、と。

メールを開くと、メールの送り主は違えど、
KINGの訃報を知らせる内容で、
店内で思わず声を上げてしまった。

そこから晴れたり雨が降ったりの1週間を経て
ロック葬が終了。

自分はその1週間、あえてKINGの歌声を聴かないように
していたし、ロック葬にも参列しなかった。

ただ自分の場所でKINGの不在を想おうとした。 (M)

2009/4/16

ライブの1週間前にYさんよりお誘いを頂き、
中野サンプラザに山下達郎さんのライブを見に行く。

本当にチケットが取れないライブらしいのだが、
ロビーで、客席で、知人にやたら遭遇。

CDを1枚も持ってない私が行っても
良いのか的な思いのまま開演、。

その後は3時間10分にわたり、
めくるめく才能を見せつけられた。

なんだかんだで知っている曲も多く、
初心者向けのベスト選曲コンサートだった様子。

まぁ、しかし、凄い才能の人は本当に凄い。

曲、歌詞、声質、歌唱、鬼のギターカッティング、
バンド演奏を統率するリーダシップ、いろんな意味の
MCの冴え、、、。

なんか、凄すぎて感動しないライブだったような。

個人的には、中盤に演奏した曲で、
ご本人による本当に短いギターソロがあったのだが、
そのほんの十数秒の瞬間の、顔で弾くギターに
「うぁあああ」と思った。(M)

2009/4/7

かねてより一度見てみたかった
「北島三郎」ショーを、
日生劇場にて当日券購入で見てきた。

演歌一筋48年、日本歌謡界の
ゴットファーザーのような貫禄、威厳、
そしてJBばりのソウル(=演歌)の世界。

休憩なし、2時間55分の歌と語りは、
とても72歳の人間のものとは思えなかった。

冒頭は、和装姿でステージ下からはご本人がせり上がり、
天井からは 「北」「島」、その真ん中に「魂」の文字の
電飾が降りてくる。

「おぉぉお、まさに!」

巧みな話術による実の人生の語り、
その時期を伝える数々の曲、そして客が
何を求めてこの会場に来ているのかをわきまえた上での、
ポジティブな人生訓的な世界感。

後半登場した「与作」誕生秘話からの
客席とのコール&レスポンスを交えつつの歌唱。
そしてその後はラストまで怒涛のヒットパレード。

そしてまた最後の「祭」では、冒頭と同じく
「北」「島」「魂」の電飾が、、。

名言「かけた情けは忘れても、受けた恩は忘れるな」の
生MCも聴けて大満足。(M)

2009/4/1

気持ちが焦っていたのか、次の現場に
移動中の雨の渋谷で長財布を紛失、、、。

すぐさま各種カードを停止する作業などを1時間ほど行いつつ、
当然次の現場にも間に合わず、その夜は気持ちを切り替えるべく
ロックバーで27時まで変な盛り上がりを。

翌日も、朝から銀行やらなんやらの手続きなどしつつ、
こういう面倒なことがあるから物は大事に、
なんて思っていたところ、
15時過ぎに警察から電話があり、雨で使い物にならないですが、
中身ものそままの状態で財布が見つかりました、と。

凄いこともあるなーとか思いつつ、翌日引き取りに行くと、
変わり果てた形状の財布がそこに、。

その強運の財布を、簡単に捨てるのはさすがに忍びなく、
乾かしつつ保管かなーと天日に当てている、

しかし、渡る世間になんとか、みたいな、。(M)

2009/3/29

結果は知っていたものの、まだ見れていなかった、
録画していたWBC決勝戦の10回表のイチローのタイムリー、
10回裏の勝利の瞬間をようやく見た。

何度も検証されている10回表のあの場面は、
2ストライク2ボールになった時点でやはり敬遠
すべきところだし、それは監督も選手も重々承知のはずだが、
因縁の日韓戦のストーリー上、よりによってあの場面で
打者がイチローになるという所が本当に全てだなーと。

あの場面で、ファウルで粘っていきながらタイムリーを打つ
イチローの集中力も凄いけど、試合後のホテルの宿舎で、
寝ようとしても天井にイチローの顔が浮かんできて、悔しくて
一睡もできなかったという韓国チームの監督の談話が泣けた。
(M)

2009/3/11

武道館にロッドスチュアートを見に行く。

生で「ピープル ゲット レディ」や「セイリング」が聴けて良かった。

ミドルらしい腹回りのだぶつきなどもちらちら見せたり、
黒人コーラス隊には厳しく、白人の美人サックスプレイヤーには
甘かったり、才があると思えない自分の娘をステージに上げて
2曲も歌わせるあたりの情けない感じがミックジャガにも
通じるなーと。

フェイセズの曲は1曲も演奏しなかったけど、それはそれで
良かったかな。(M)

2009/2/21

Jベックとクラプトンの
競演ステージが目玉の
対バンライブを見に行く。

出張先の大阪で完全徹夜し、
のぞみ車内で2時間爆睡の後、
なんだかんだでたどりついた
さいたまスーパーアリーナ。

会場はミドルとシニアで超満員。

まずは、ベックが噂の女性ベーシスト、
タルちゃん?を引き連れて1時間、
その後、クラプトンが約1時間の演奏。

そして、第3部で、クラプトンバンド
とともに、再びJベック、クラプトンが登場。
会場のミドル、シニアも重い腰を上げて
全員ほぼ総立ちの大盛り上がり。

タイプの違うカリスマギタリストだけに、
セッションで噛み合うのか?なんて
はじめは思ったものの、シャイな感じの
クラプトンに対して、おどけながらも果敢に
攻め込んでいくベックという序盤の展開から、
釘付けだった。

お互い凄いギターの音を出すなー。
クールに弾くベック、顔で弾くクラプトン。

そして5曲目のブルース曲での
ギターバトルで昇天。

アンコールで演奏のスライの曲は、
リハ不足も露呈しつつ、逆にそれで
ステージが和んだりして、非常にいい
雰囲気の中で夢の時間は終了。

個人的にはジミヘンの曲とかくるのでは、
なんて夢想していたのだが、、。

この稀有なセッションを、お互いの
日本ツアーのタイミングがほぼ一緒、
という、ただそれだけで日本で行ってくれたことに感謝。(M)

2009/2/2

NFLの今年のスーパーボウルは、
スティーラーズとカージナルスの対戦で、
皆スティーラーズが有利との予想だったが、
実際の試合は終盤の逆転劇の応酬で
かなり見ごたえのある試合になった。

プレーオフ出場チームの中で注目して見ていたカージナルスの
勝利とはならなかったが、ベテランQBのワーナーの活躍は
よかったな、と。

もう1つのお目当て、ハーフタイムショーは
新譜をリリースしたばかりのスプリングスティーン。

ネット上でも賛否がわかれるポップな作風のアルバムだが、
(イタリア人女性のブルースファン友達からも好きじゃないとの
メール有)聞き込んでいくと、そんなに悪いアルバムでないし、
前作「マジック」からツアーなどはさみつつ、
すぐにリリースしてきた創作力の勢いは凄いな、と。

ただ、ツアーの前後、もちろんツアーの最中も
制作をしていたことで、ちと詰めは甘いなー、と思うところも
多数あり、個人的には「マジック」の方に軍配と。

ハーフタイムショーでは、「ライジング」で幕を開け、合間に
アルバムタイトル曲、最後は「ボーントゥラン」で、後はもう1曲
何を演奏するのかな、なんて予想してたけど見事に外れ、
意外にも「10thアベニューフリーズアウト」でスタート。

アップで見るブルースの顔やEストリートバンドのメンバーは
さすがに加齢による貫禄(ETC)を感じさせるが、
やはりブルースは絵になる男で、ステージは走るは、
ピアノには駆け上がるは、マイクスタンドにぶら下がる?は、
ギターはぶんぶん回すは、余裕たっぷりで
盛り上げるなー、と。

なんでも演奏は事前のオケで、Voだけ生だったなんていう話も
あるが、それはそれ、「グローリーデイズ」でレフリーまで
登場させて楽しくにぎやかに終了。

というわけで、発表になったワールドツアーをまたどこかで
見たいな、と。(M)

2009/1/26

神奈川県民ホールに
柳ジョージ&レイニーウッドを当日券で見に行く。

昨夏のフジロックを見て以来、なんとかワンマンライブを
見に行こうと思っていたのだが、昨秋のZEPP東京は、
自分のスケジュールの都合で見に行けず、今回の
再結成ツアーの事実上のファイナルとなる、彼らの
ホームタウン「YOKOHAMA」でのライブに参加となった。

何でもZEPPではジョージさんが酩酊して、
かなり凄い(悪い意味で)ライブだったらしいのだが、
今回はいい感じでスタートして、ホームのやさしいムードの中、
アンコール2回で終了。

中学時代の友人のT君と見に行ったので、
その後大至急地元に戻って飲みに繰り出し、
昔話から近況までを語りながら楽しい酒を飲んだ。

彼らが全盛期だった頃は、自分はまだガキだったので、
「大人だなー」「渋いなー」と言う月並みな感想以外に、
歌詞にやたら出てくる「YOKOHAMA的なもの」に対しての、
東京ローカルとしての変な対抗意識も相まって、
わざわざライブまで見に行こうとは思わなかったが、
メンバーも自分も歳を取り、歌われている内容のことも
「わかるなー」、「しみるなー」みたいな感が強くなり、
それと同時に「ハマ」「スカ」「本牧」への変に過剰な意識も
なくなっていた。

サムクックのカバーのオープニングから、アンコールの
「雨に泣いている」まで、全編「ハマ」の空気感ばりばりの
ライブだったが、それがまた鳥肌で、ライブが終わった後も
その余韻含みで心地良く酔わせてもらえた。 (M)

back number
201120102009| 2008 1 / 22007200620052004| 2003 1 / 2


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