JB逝去のニュースを会社のネットで見て、「えっ!」と声を出してしまった。
3月に見たときはまだまだいけるじゃんなどと勝手に思ってたのに、。
RIP JB
しかし、クリスマスタイミングに逝去なんて、ステージのすべてを全部仕切るJBがあたかも自ら選んだかのようで、。(M)
クリスマスイブの昼間、わざわざ中山競馬場まで、ディープインパクトのラストランを見に行く。
有馬記念というレースは、中央競馬(すごい名称だ)の1年間の総決算のレースなのだが、今年はあらゆる面で話題を提供したディープインパクトの引退レースなのだった。
日本のレースでは2着がたった1度だけと、成績が優秀なのはもちろん、例のフランス凱旋門賞での薬物失格の件で競馬に興味のない人までその存在を知るようになった馬。
結局、関係者が皆あいまいなことしかしゃべらないので、真相は何も解明されていないに等しく見えるが、それは昨今の人間社会のいい加減さを象徴する出来事なのだろう。
もちろん、別にディープ自身が、好きこのんで薬を服用したわけでないので、ダーティーなイメージがついたままなのは確かにかわいそうだが、その後のジャパンカップに勝ったからと言っても、やはり真相があきらかにならないことには問題の完全解決にはならないはずだ。
当日は11万人という恐ろしい来場者数で、パドックもやっと遠くの方から見ることができるような状態で、実際のレース観戦もこれまたすごい人波にもまれつつなんとか場所をキープ。
個人的には、人気馬かつ、天才ジョッキー武が騎乗、そして世間の「ありがとうディープ」といった雰囲気の時はあまのじゃくな自分は本命馬の馬券購入を控えるのだが、今回はディープ中心に購入。
この引退レース後に、50億円とも言われる繁殖に向けての種馬生活があるとしては、目の前の2億にも満たない!賞金のために無理なレースをするのか?というような人間様の思惑を気にするそぶりもなく、いつも通りに外を周り、あっさりと楽勝のゴールイン。
世の中に対して何かを伝えたくて走ってるわけはないのに、その一生懸命走る姿に、人はいろいろな思いを投影するのだろう。
ゴールの瞬間、泣きこそはしないが、なんか良かったねぇ、と素直に拍手をする自分もいたり。
馬券の方は、2着がポップロックというダサーイ名前の馬だったが、同業の縁もあり名前買いしてなんとか的中。
その後、同行のEさんと場内のすし屋で時間をつぶしつつ、当初は見ないで帰るつもりの引退式まで見てしまった。
光るストロボの雨あられといい(馬が一番嫌がる)基本最後までディープが中心になってない恐ろしい引退式で、武がインタビューを受けはじめたところで家路に向かった。(M)
一度延期になったU2の来日公演をさいたまスーパーアリーナまで見に行く。
過去、83年の初来日、その6年後のドームでの公演と見ているのだが、自分にとってもかなり久々のU2ライブ。
ロックというよりPOPミュージック全般においても、大スターになり、そして、数々の音楽以外の活動でも、まるで政治家のような動きをしている今のU2。
全体を見渡せる後方のスタンドで見たのだが、開演直前からスタンディングのアリーナの盛り上がりはすごく、ボノが国旗を振って登場の1曲目から、巨大な照明に圧倒される。
現役(現役感のある、ではない)ロックバンドとしての世界最高峰のステージ。
良い曲、エモーショナルな歌唱、堂々としたステージング、ボノの圧倒的なオーラ感と、初来日で見ることのできた、田舎の青年風なルックスの中にも炎を燃やしてた4人とは違うステージがあった。
ロックセレブとなったことにより可能となった、各種のステージ演出を使ってのさまざまなメッセージ発信は、正直、時に少々居心地の悪さを感じてしまうが、彼らはもともとが生真面目にそれをやっていたバンドなのだからしょうがないだろう。
自分がもしアリーナに立っている10代や20代前半の客だとしたらどんな感じでライブに参加したのだろう?
「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」では、「オーオー」と皆で歌い、床から飛び跳ねてるのだろうか?と思いつつ、自分が20歳の時に見た初来日のライブのことを必死に思い出そうとしていた。(M)
ビリー・ジョエルの東京ドームに行く。
平日の2デイズなので空席が目立つかと思ったら、2階にもちょい入っているくらいの結構な客の入り。
中学時代とかに、無茶苦茶はやっていたものの、なんとなく見る機会に恵まれず、恥ずかしながら初めて見たのだが、それはそれはヒット曲連発のステージ。 24曲くらいの演奏で知らない曲がないというのもすごい。
現存するミュージシャンの中で、万人が納得するすごいソングライター番付の横綱、大関クラスの人は違う。
ヒット曲がありすぎて「オネスティ」が4曲目にあっさり演奏されるというのもびっくり。
本人も気さくな人柄で、声も非常に良く出ていたし、ニューヨーク出身者の多いバックバンドも、過不足なくあの頃のあの音をきっちり演奏。
中盤には、ローディーが出てきてAC/DCを歌唱というのもあり、タイプは違えど、ブルース・スプリングスティーンのような過剰なサービス精神満載なおじさんという風情も。
常連さんから見たらお約束なのだろうが、ラストの「ピアノマン」にはやはりうるうるした。(M)
ツアー引退宣言後もなんだかんだでツアーをし続けるクラプトンの日本ツアーの武道館初日を見に行く。
今回はクラプトン以外のバックメンバーにかなり注目度が高く、。
デレク・トラックス、ウィリー・ウィークス、スティーブ・ジョーダン等のなんかすごい面子。クリームの再結成も果たし、今回はドミノス時代の曲なども楽しみたい御大の意向が働いたかのようなトリプルギターによる構成。
予想通り、会社帰りのリーマンを中心に埋まった場内は、神が登場しても一部を除いて皆座ったまま。
自分の席はアリーナのBブロック中央の席だったが、自分と神との距離の間で立っているのは3組6人のみ。
静か目な曲のときに着席したが、終盤に「レイラ」を演奏するまではこの光景が続くわけで、遠近両用めがねの神、そしてうつむき気味のデレク・トラックスからはこの光景はどう見えてるのだろう?と思いつつもコンサートは進む。
外音の方も、ギター3人のバランス含め、イマイチうまく対応できてない感じで、孫の年齢にあたる若者ギター2名もとまどい気味に見えた。
ウィーリー・ウィークスはさりげなくさすがと思わせるプレイだが、スティーブ・ジョーダンのドラムは、おおっと思わせる瞬間もあり、若々しいパワーをバンドに与えるものの、60を超えた枯れた味わいの神のサウンドにはちょい違うかな、と。
そして、お目当てのデレク・トラックスは、機材周りやら、武道館特有の雰囲気等にやりづらそうな表情を何度も見せながら、スライド一閃、爆発する瞬間が多数。
バンド全員でソロ回しなどをしてる時の、スライドの若武者を見つめる神の視線の暖かさ。ニコニコ微笑む姿は、30年以上前のデュアンとの火花散るセッションを思い出しているかのような味わい深い光景だった。(M)
DVDを買ってから、ずーっとそのままになっていたアランドロン主演の「仁義」という映画を見た。
「護送中の列車から脱走した男は、偶然近くに居合わせた車のトランクに隠れ、まんまと検問を通過して逃亡に成功する。車のトランクが開かれ、車を運転していた男と逃亡者は初めて顔を合わせるが、奇妙な出会いにお互い意気投合し、男たちはなんと宝石店襲撃を計画する。早速そのためにメンバーが集められた。元刑事で射撃のプロ、元看守、故買屋をしている男という個性的な面々を仲間に加え、彼らは綿密な計画を練り宝石店へ押し入るが、綿密な"シナリオ"は意外な方向へ展開していく…。」
なんていうあらすじのジャン・ピエール・メルヴィルという巨匠の作品で、タランティーノとかもインスパイアされてるな、という犯罪ものの「男」の映画。
友情と裏切り、。
映像で見せきるので、全体的にせりふが少ない映画だが、アラン・ドロンのコート姿がいちいちカッコよい。
昔のフランス映画の俳優は本当に絵になる。(M)
DVDを買ってから、ずーっとそのままになっていたボブディランの「ノー・ディレクション・ホーム」を見た。
3時間にも及ぶ作品のため、購入後、ずーっとほったらかしにしていたのだが、ようやく見れたその作品のディランのカッコよさたるや、。
よくこんな映像が残ってるな、という宝の箱をあけるかのような美しい画質の演奏シーン。
時代性と言ってしまえばそれまでだが、時代の寵児となってしまってからの本人のストレスが、いかにとんでもないことかがわかる当時のメディアによるインタビューシーンや、ライブでの観客からのブーイングやコメントの数々。
ラストに出てくる、ディラン史上もっとも有名な「ユダ!」と叫ばれて、逆に「おまえは嘘つきだ」と応酬する伝説の英国ツアーの「ライク・ア・ローリング・ストーン」
まさにその曲の演奏を始める前の、バンドに対してのディランの一渇にしびれる。
あと、多くの人にはたわいないシーンかもしれないが、個人的には、当時の恋人であり、以前は何度もステージに上げていたJ・バエズ(本当に美人)を、その恋愛関係が終わりに向かい始めた時期のこのツアーに同行させるも、ステージに上げなかったことについて、
60歳を越えたディランがさりげなく心情を吐露するインタビューのくだりが特に良い。(M)
この秋、ある年齢より上の世代では大きな話題となった、「つま恋」コンサートのTV放送を見る。前半、後半で3時間以上、。
実際に会場に行った人の話も聞いていたけど、映像でも見てもかなり感動的。
小学生、中学生のときのフォークブームの頃、かぐや姫に、拓郎さんに、陽水さんにと夢中になった日々。
中学の時、ハンドボール部のN君が、フォークが大好きで、皆でギターを持って練習してみたり、こづかいのないガキには貴重なたくさんのレコードを貸してもらったり、といろいろ思い出された。彼はこの場所にいるのだろうか?
TVで演奏される両者のどの曲も、「あ、この曲知ってる」というナツメロ大会なのだが、かぐや姫がCSNで、拓郎さんがディランならば、やはりこのTVの映像でも見る部分でも、今も拓郎さんの曲の方(というより拓郎さん自身)にパワーを感じるのは当然なのかもしれない。
中島みゆきさんが登場という場面の凛とした演奏、ならびに「落陽」が演奏されたシーンあたりが個人的にはハイライトだが、それ以外のどの場面もぐっときた。
拓郎さんのライブは、中学の時の、なんかの年末イベントでの武道館で数曲見た記憶があるだけなので(それもかなりあいまい)、機会のあるうちにぜひフルライブを見たい、と思った。(M)
ひいきチームの日本シリーズ、結果は白い歯の宇宙人パワーの前に無残な敗戦。
1番が出塁するとかしない、とか、クリーンアップの好不調が、とか、
ここで1本出てたら、とか、満塁での大飛球が1メートル内側だったら、とか、監督の采配が短期勝負に向く向かない、とか、球場のファンの熱気が、とか、とかいろいろあるけど、
スポーツ競技における流れ理論、と勝手に思っている理屈からすれば、ひいきチームの2戦目のマサの降板時期、その後の中継ぎのダメ押し被弾というあたりで、すべてが決まったかのような。
しかし、まぁ、2戦目からのひいきチームのダグアウトの選手の暗い顔、、、。
これでは、何をしてもにっこりの宇宙人パワーの前にはかなわない。
あの、グラブを頭の上に乗せての片ひざついてのポーズは正直どうかと思うが、何気に天然にいい奴なエピソードも多数あり、運気の強い人に対して、凡人は努力で頑張るしかないのだということをまたも再確認。
2戦目でシリーズ敗北のきっかけを作ったキャチャーシゲシゲが、5戦目の勝敗もほぼ決定した終盤、涙でショボショボしている宇宙人の選手最終打席で、「まっすぐしか投げないから、思い切って振れ」と言ったとか言わないとかというエピソードには勝負を超えた感動があったけど。(M)
10代後半から20代前半にかけては、とにかく自分が聴いたことがないロック、ポップのミュージシャンがないようにしたい、という無理難題な思いを胸に、オリジナルだろうが、ベスト盤だろうが、ただひたすらむさぼり聴いてた時期があった。
ジャンルもパンクからプログレ、ハードロック、へヴィメタル、アメリカンロック、にブリティッシュロックになんでもかんでも。
そんな中、一時期、ハードロック、へヴィメタルにどっぷりな時期があり、巨大な音圧のライブにも足を運んでいた。
いろんな大物を見た記憶があるが、それでも、「AC/DC」「メタリカ」「アイアンメイデン」は、今まで見る機会がなかったのだが、今回、武道館で結成 25年!のアイアンメイデンを見ることができた。
彼らの1st、2ndは、パンクぽいスピード感と、プログレぽい曲構成が絶妙で、かなり聴いた覚えがある。
この手のライブを見るのは20年ぶりくらいなので、武道館に行く道すがらの観客の服装が、いつものそれとは違うのにある意味わくわくしつつ、前座の時間にビールをガンガン飲んで本編を待つ。
ステージセット自体の良い意味のばかばかしさ、というのも魅力だと思うが、やはり、暗転よりいわゆる幕が上がる光景には、おおっと思うものがある。
メンバーはギターが3人になっていたり、ヴォーカルが短髪になっていたり、1回も聴いていないニューアルバムを全曲演奏したり、と正直他のコンサートに比べると、見る側の姿勢としての自分の準備に問題があったが、やはり演奏はうまいし、見せること、客を楽しませることに関してはまさにプロの集団なので、飽きずに最後まで見れた。リーダーのスティーブ・ハリスが、いまだに長髪のまま動く姿を見れたのもうれしかった。
そして、本編最後に彼らの1stアルバムの代表曲を演奏したその時、ドラム台後方から「戦車」が登場!!横向きで登場した戦車がこちらに砲身を向けて、、そして、、。
さらに、Gアンプが置いてあったスペースには戦車のキャタピラも登場して大回転!!観客も大盛り上がり。
お世辞にも、金のかかってるようなセットではないのだが、そのばかばかしいまでのエンターテイン性に大感動。
昔はあんなコンサートばっかだったなぁ、と、なぜか終演後もニヤニヤが止まらずに得した気分。(M)
CDジャケを付属のステッカーでリスナーが好きに作成できて、なんと収録全曲のPVが収められたDVDつきという、ベックの恐ろしく才気だったコンセプチュアルな2枚組ニューアルバムを購入。
おまけにナイジェル・ゴドリッチいう、これまたロック系では現在世界最高峰の一人と思われるプロデューサーとの作業、。
しかし、肝心な曲は、、、、。
このへんてこな感じがベックと言えばベックなのだろうが、。(M)
プロ野球のひいきチームの、今年のペナントレースの試合生観戦は、9月の神宮で終わると思っていたのだが、優勝争いがもつれて、10月9日の神宮まで生観戦というオマケがついた。
しかしタイガースのしぶとさ、というか、他のチームのふがいなさはすごい。本当に1か月の間、タイガースはほとんど負けなかったという、、。
それはさておき、そんなペナントレースも終盤の終盤、ついにひいきチームが2年ぶりの優勝ということでめでたく終了。
急遽駆けつけた、優勝を決めたドームでの試合も、楽勝ムードからジャイアンツに追いつかれ、ついには延長12回という展開で、引き分けもしくはサヨナラ負けで優勝お預けというムードが濃厚だったが、なんとそこから奇跡的な勝利が待っていた。
優勝した後、選手よりも先に泣く監督の姿に、冷酷な俺流のイメージとはかけ離れた人間味を感じてじわーっと感動。
2年前に比べてもあきらかに老けたし、心労はすごかったのでは、と。
時ほぼ同じくしての、パリーグ、ホークスの選手はうれし涙ではなく悔し涙のプレーオフが本当に毎年続いていて、勝負の世界とは言え気の毒に、。
さまざまな局面での松中選手の泣き顔は、ある種見慣れてしまった感もあるが、現在日本で一番すごいピッチャーだと思う、斉藤選手がサヨナラ負けで優勝を決められて、号泣かつ両脇を抱きかかえられてマウンドから去る姿と言ったら、、。
ファンは本当にたまらないだろう。(M)
フランスはパリ郊外で開催された競馬の凱旋門賞レースの生中継を見る。
ヨーロッパ最高峰のレースに日本からディープインパクトと武豊が参戦。
W杯サッカー後の各種スポーツの国際マッチと比較すると、いろんな意味で一番盛り上がっていたのではないか?と思うし、メディアもやたらにアオってめでたく地上波でも生放送。
レース自体は残念ながら3着という結果に終わり、臨戦過程がとか、各馬の斤量差がとか、押し出されての先行策がとか、いろいろ結果論で言われているが、競馬というレースの緊張感あふれる醍醐味を感じることのできた素晴らしいレースだったと思う。
レース後すぐのレポーターのインタビュー問いかけに、立ち止まりもせずに「残念です」とだけ言い去っていく武の姿や、実況ゲストの元名騎手岡部の、最後の直線でのエールにも似た掛け声に、国内G1レースとは違う重さを感じた。
レースを終え無事に馬房に戻っていくディープインパクトの様子と、表彰式の様子を映す放送終了前のカメラワークやスイッチングワークに、映画のエンドロールを見るかのような思いがした。(M)
中学3年時のクラスの同窓会が実家近くの店で行われた。
東京の学校としては珍しく、何年かに一度開催しているらしいのだが、個人的には10年以上ぶりの参加。
卒業から28年も時が経ってるので当たり前だが、参加した16名の容姿はすごいものがあった。(もちろん自分も)
容姿同様に、それぞれの人生模様もばらばらながら、ひとたび話を始めるとすぐにあの頃の世界に皆どっぷり。
貸切での利用もあいまって、開宴すぐにカラオケでアリスの「遠くで汽笛を聞きながら」を歌う男子、渡辺真知子の「迷い道」を歌う女子などもいて、そこにはロックのロの字もないが、それはそれで素敵な時間だった。
さすがにスプリングスティーンの「グローリーデイズ」という雰囲気でもなく。(M)
寒風吹くスタンドにて、今シーズンのペナントレース生観戦となるであろう、ひいきチームのナイターを見る。
一進一退の攻防の中、1点リードはしつつも、ひいきチームの拙攻、緩慢な守備などで、徐々に「流れ」が相手チームへ。
そして、チャンスを物にできずに終わった回の裏の守備で、またしても拙守。その後、大量得点で一気に逆転される。
最終回までなんとか粘りを見せつつも、勝利の「流れ」が戻ることはなくゲームセット。
忍び寄る2位チームの足音に、いやーなムードの暗い気持ちのまま、球場の外をだらだら歩いていたら、ひいきチームの選手を乗せたバス2台と遭遇。
窓越しに見える選手達の顔は、皆本当にくらーい顔、、、。(当たり前だが)
果たして今年は、日本シリーズ観戦ができるのか、いよいよ本当の正念場の週に。(M)
今年もまたアメリカンフットボール(NFL)のシーズンがスタート。
無茶苦茶熱心なファンではないが、BSでの毎週3試合の放送を、なんとなく録画して見ている自分としては、開幕戦の頃の9月時期は、移籍や新加入の選手がうまくチームで機能するかどうかを見るため、ガイドブックとにらめっこしながらあわただしくの観戦となる。
兄弟QB対決のコルツVSジャイアンツはなかなかに楽しめた。
ちなみに、アメリカのとある放送局のアメフト中継直前(というか番組のオープニング画面)の映像は、いろいろなロックスターが1つのステージで演奏しているというかなり豪華な設定でびっくり、。
ジョー・ペリー(だと思う)、リトル・スティーブン(だと思う)、クラレンス・クレモンス(だと思う)、他にぎやかなステージ。
ぼーっと見ていた時の不意打ち気味な一瞬だったので、単なるそっくりさんだったらかなり間抜けな話だが、ヴォーカルが誰だったかが思い出せない、、。(M)
ボブ・ディランの新譜を購入。
予想はしていたけど、しぶーいアルバム。
自分が現役引退(なんの?)したらすごく楽しめるのでは?と。
前作のときもそうだけど、ボブがルーツぽい作品をリリースの時には、ぴたりとニール・ヤングがその前後で、頑固親父ぽい作品をリリースと言うのが面白い。 (M)
知り合いと中目黒で飲んで、流れでなじみのロックバーに久々の入店。
いい感じでリクエストしつつ、アメリカとイギリスを渡る音楽ジャーニーを展開しながらほろ酔いになり、そろそろ締めようかと思ったその時に、店の常連とおぼしき泥酔女子チームが入店。
「○○ちゃん、今カラオケ行ってきたー」と叫び、そのまま、日本有数のPOPロックバンドの超有名曲のサビを延々ループで熱唱、、。
私にとっては、その店は素敵なロックバーなのだが、地元の人にとっては、そこそこいい男(カウンター男子)がいるカウンターバーでしかない現実に引き戻されて、。
「ウーラーラー♪」とかき消されるレニクラの歌声を聞きながら店を出た。(M)
メディアのハイプか本物かという噂のボクサーの世界戦を見る。
その昔はよく後楽園ホールでもボクシングの試合を見たが、最近はもっぱらTV観戦。
ボクシング自体、そう話題にならないことも多く、久々に話題の1戦。
視聴率欲しさに、試合までの時間を引っ張るだろうなーと思っていたが、案の定、相当待ちつつようやく試合開始。
本人の明らかに緊張している感じも伝わり、百戦錬磨の相手のボクサーに有利ではと踏んでいたが、。
結果は、本人にもボクシング界にも最悪の結果に。
ボクシングは本当につらいスポーツだと思うし、こんな時代だからこそ男の生き様の究極みたいなものだとも思う。
多くのロッカーがボクシングに惹かれ、また数多くの映画が作られ、中には、デニーロ出演の「レイジングブル」みたいな名作もあったり、、。
ここは潔く王座返上、そして再度のチャレンジこそが、彼の愛する家族の名誉、本人の名誉回復のための道だとは。(M)
金曜の夜に生中継される地上波の音楽番組で、レッチリのスタジオライブを見た。
口ぱくでない演奏でのライブで、フジロック直前のあおりとしては
インパクトのあるものだが、画面から受ける印象は、正直老けたなという、。
自分の好きなミュージシャンがどんどん50代、60代になり、最近のライブDVDなどをCDショップの店頭でちらりと見たりするものの、やはりデジタルな画像は残酷で、しわ1本までクリアに伝えてしまい、、。
個人的には、ビッグネームの最新ライブの類の映像ソフトは購入しない暗黙の掟も。
レッチリなどは若い部類だと思っていただけに、ちょっとびっくりした。(M)
川崎クラブチッタにジャパン・ブルース&ソウルカーニバルを見に行く。
今回は、ヴァン・ハントとオーティス・クレイが目当て。
客は本当に少なかったけど、よい客層で場内の雰囲気はよかった。
ヴァン・ハントは、今のシーンの中での、ロックなのかソウルなのかの中途半端な位置づけが損をしているが、今後を期待させる演奏だった。
女性のベースが本当にセクシーで、テクニック、風貌、ステージアクションとも場内のビール飲みまくりのミドル達を魅了していた。
そして、エディ・クリアウォーターという71歳のサウスポーギターの巨人(正直、音源も聞いたことがなかった)の出演をはさみつつ、お待ちかねのオーティス・クレイに。
60才を超えて、見た目は本当におじいさんだけど、声はバリバリのソウル声。
ソウル界で言うところの塩っ辛い、というあの声。でもどこか温かみのある声。
歌唱も、歌うときのポーズも、すごくかくしゃくとしてビシッビシッと。
バックもホーンにコーラスにと8人全員が黒人のメンツできっちり。
60分たらずのステージだったが、かなりじわーっと感動。
最後の最後に「NEW CD! NEW SONG!」とか言いながら新曲を演奏という姿勢も現役感があって好感度。
なのに、その曲が60年代当時のような曲調で、何も変わってないのもある意味凄い。(M)
ネットのニュースの見出しにキヨシローさんの入院、闘病のことが書かれていた、。
ご本人直筆コメントの
「〜新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念〜またいつか会いましょう。夢を忘れずに!」という文章を目にした時、しばし黙ってしまった。
キヨシローさん自身が一番そう思っていると思うが、再びステージで熱唱する姿を見せてほしいと切に願う。(M)
デラックスエディションもしくはレガシーエディションシリーズという、名作のリマスター盤に、未発表ライブやら未発表曲などのボーナスディスクのついた2枚組みシリーズがあるのだが、
ロックからなんから温故知新系のものを中心に、徐々に我が家のCD棚にも増えてきた。
最近だと、サンタナの「Ⅲ」と、オールマンの「イート・ア・ピーチ」が圧倒的によかった。
両作品ともいわゆるギターヒーローを擁する作品なのだが、本当に艶がある音色で。
「イート・ア・ピーチ」の方は、デュアン・オールマンの追悼的なニュアンスが濃いので、スタジオ曲よりもライブ録音の方に耳が行ってしまうが、サンタナの方は、スタジオ盤、ライブ盤ともに尋常でないエネルギーを感じた次第。
このミクスチャー感覚、グルーヴ感、なまめかしさ。
当然のことながら30年以上も前の作品で、アナログテレコでの録音なので、PCによるマジックなど存在するわけもなく。
こういう演奏をほぼ1発REC(推測)で収録できる演奏力とは何なんだ。
そして両作品ともギターが歌っているというような作品
ただひたすら深い、。(M)
トム・ヨークのソロアルバムを購入。
ちまたのうわさとかを聴いていたので、キッドAあたりの感じを予想しつつも、やはり一人で作ったアルバムという感じ。
バンドの時のような、いろんなものがせめぎあう感じが当然ないので、神のようなあの声のリアリティは凄いものの、曲のぐっとくる感じのなさも含め、そんなにはこの先聴かないかな、と。
その分、現在進行中というバンドのアルバムの方への期待感が高まった。(M)
温故知新系以外の音楽で、最近のお気に入りはGRACE POTTERというアメリカの若手女性シンガーの1stアルバム。
昨年最大の衝撃だったソーニャ・キッチェルほどは若くもないし、曲のクオリティもそこまでは行かないが、なかなかの作品。
ただ、バンド編成で今年リリースとなった、セカンドアルバムは、ややバンドを意識したような甘さも感じられて、、。
とはいえぜひライブを見てみたい。(M)
朝4時から生中継というW杯の日本対ブラジル戦を見た。
試合内容はともかく、試合後にピッチ上に延々と横たわったかと思えば、その後のインタビューでの相変わらずの大人気ない態度の、
「孤高な」選手にはがっかりした。
スターの資質とは?を考えさせられた瞬間。
その昔、国立競技場で彼のJリーグ所属チームの試合を見た時も、1人だけ次元の違う選手がいるのが素人目にもわかるような素晴らしい動きだった彼。
その後の欧州での活躍は周知の通りだが、その頃から、なんかメディアとの軋轢がすごくなってきて、やたらとトラブル起こしているというニュースを目にしたり、。
天才だろうが、普通だろうが、生きていれば毎日いろいろあるし、勘違いの客に、勘違いのメディアに、うんざりだろうとは。
とはいえ、いくら自己プロデュースに長けているようでも、昔はカップめんだかなんかのCMで飛行機から飛び降りてた彼。
野球とサッカーを比べてもなんの意味もないが、WBCで日本が優勝した時のマウンド周辺で、O監督が、イチローに「ありがとう、優勝したのは君のおかげだ」そして、それに謙遜して応えるイチロー。というあたりのあのグッとくる感覚、というのがまだ日本のサッカー周囲にはない気も。
ようじくわえてインタビューにキング顔して応える元キング、次期監督候補をうっかり口滑らすかのようなわが身の保身に汗かく協会の偉い人、。
そういえば、その後のTV各局の論調も、その有名選手の肩を持つものばかりで、まさに「孤高」な彼。
問題の試合後のインタビューの、一番大人気ないシーンはその後の放送ではすべてカットされていたし。
別に美談が永遠に美談なことなどなく、その裏にはいくつもの生々しいストーリーがあるのはわかる年齢だけども、惨敗の裏でふと、そんなことを考えた朝。
試合前の通路で、ロナウド、ロナウジーニョと談笑するフランクで少しシャイな彼が、本当の彼なんだろうと思うだけに複雑。
その後日、彼は彼なりのカッコ良い幕引きも演出、一方、O監督は胃がんと思われる闘病に向かう記者会見でも、武士のようなストイックさを見せた。
世代の差といえばそれまでだが、。(M)
サッカーW杯の日本初戦惨敗の翌日に、ひいきの野球チームのセパ交流戦を所沢まで見に行った。
今回もEさんからの頂いたバックネット裏のグッドシート。
ピッチャーの球筋などがTV画面ばりにわかるすごい席だった。
試合は、接戦の投手戦の末、ひいきチームが1点差勝利。
ひいきチームのリリーフエース岩瀬の、外角にビシビシ決まる高速スライダーの迫力にうなった。(M)
サッカーW杯の日×豪戦後のそれぞれの監督談話。
「ここまで点差が開くとは思わなかった。この結果は予想できなかった。」
「運を手繰り寄せるには、何かを実行しなければならない。計画があり、実行してこその運。実行したから運がついてきた。」
試合自体は、スポーツ観戦の醍醐味を満喫できる「流れ」に満ちたものだったが、実は勝者は最初から決まっていたかのような、人間の器が違うコメント。(M)
最近購入したレッチリの2枚組のニューアルバムは、予想以上に地味かつ枯れた味わい。
同時期リリースのパールジャムの新譜が、楽曲のクオリティはともかく、初期のような勢いを押し出したのとは対照的だった。
アダルトなロックファンは良いが、ヤングなファンはどう思うのだろうか?
これまたほぼ同時期にリリースのニールヤングの反戦アルバムも基本は地味な作りだった。
内容が内容だから当然といえば当然だが、もう少しガツン系の曲もあるかと予想していたが、。
911直後の「君は情熱的か」アルバムでもそうだったが、イラク戦争の混迷状況を、若いもんが歌わないのならばワシがやると言う感じで、リリース予定の作品をオクラ入りにして、速攻レコーディングの速攻リリースという姿勢が、元祖パンク、元祖グランジの頑固親父らしい。
繰り返される 「嘘はもうやめろ」の言葉が重い。(M)
NHKのBSで音楽(ロック)特集の一環でジョン・レノンの「イマジン」がOA。
他の日はボウイやストーンズ、フー等々だったのだが、基本は市販されているソフトをTV向けにOAと。
「イマジン」は見たことなかったのだが、後半のヨーコさんが登場してくるあたりから、すごい映像だった、というかすごい映像のテンション。
愛と平和の使者というテーマに結びつけられがちなジョン・レノンだが、やはりイノセントな狂気の天才だ。
同業者として、彼のまわりで働く人のことを思うと、また違うズキズキ感が。
しかし、まるでホラームービーのようなタッチで、。(M)
自分の開催するイベントの、バンドとバンドの転換時のBGMにオールマンブラザーズの1stと2ndのCDを流したのだが、これが大興奮。
家で聴くのと大違いの迫力と立体感。
調子に乗って、今までは何度も購入しては家のCD棚から闇市場に消えていくフィルモアのライブ盤をすぐさま購入。
まぁ、目の前でライブを見ているわけでないので、少し冗長な部分もありつつ、こちらもその醍醐味を堪能することができた。
アメリカンロック系の名盤は、10代後半から何度もトライしながらも、なかなかに自分としっくりくることがなかったが、この年齢になりそのよさが実感できるようになってきた気がする。
アメリカンロックではないが、クラプトンがらみいくと、「デレク・アンド・ザ・ドミノス」は確かに名盤だが、「461」のレイドバックの極みのようなゆるゆるなノリには正直いまいちな感想を持っていたのだが、今回のタイミングでは、そのノリにスムーズに触れることができた。
今回購入した「461」のデラックスエディションの2枚目のライブはおまけの作品ながら素晴らしい。(M)
ストーンズの来日以来のドームに、今シーズンのドラゴンズの初観戦に行く。
試合は、3つの暴投というかパスボールが出て負けるという微妙な一戦。
いつもチケットを買うプレイガイドでは、なぜか2階スタンドの同じ座席がまわってくるのだが、3年連続で同じ売り子の女性からビールを買うという、。
彼女もこちらのことを覚えていて、かなり手馴れたビール購入のやりとり。
3年前はあどけない顔だったのが、今ではすっかり大人びた風貌に変わっていたのが印象的。(M)
埼玉で終わらせれば良かったものを、あのライブが自分の最後のストーンズ体験となってしまうのか、と大いに逡巡しつつ、。
自分の夢である、ストーンズをロンドンで見るという思いもありながらこの夏のスケジュールはいまだにあいまい。
ならば、と当日に決断して名古屋に行くことに、、馬鹿まるだし。
東京は雨だったが、仕事を早く切り上げて向かった名古屋は雨がやんでいた。ばたばたとしながら、会場に向かう。
名古屋ドームはドラゴンズのホーム球場なので、地下鉄にドラゴンズ電車があったり、ホームから球場に向かう通路の両サイドにも選手の顔写真や、過去の優勝の足跡などが展示してありちょっぴりアガル。
当日券売り場には行列がなく、下から2番目の券種である、13,000円の当日券B席を購入。スタンドに入って最上階のスタンドに行くと案の定寂しい入り。C席があるのにそれを売り切れ扱いにして、わざとらしくB席を売る感覚がせこい。そしてドーム内の売店ではアルコールの販売がないと。なんじゃそれ。だからストーンズは初来日から16年間も名古屋に来ないのだ、と無意味に怒ったりしてみる。
場内係が、本番前に2階席の端にいる(というか端にしかチケット売っていないのだから当たり前だが)観客を正面ステージ側に移動させるという微妙なオマケも。
こちらもBステージの近くの座席にてスタンバイ。そして、BGMはクラッシュの曲の途中で暗転、「JJF」でスタート。
隣には今回の観戦の同行者がいたが、次の「IORR」から眠りに落ち、、16曲目に再び目を覚ますという荒業。
それはさておき、コンサート自体は、私が見た今回の4回の中でも、正直、一番苦しい出来だったと思う。
ストーンズも年がら年中、すごいライブのテンションを維持できないのだな、と痛感。もちろん歳の影響も大だが、。
埼玉ではミックがテンションを維持していたが、今日は、なんかドタバタドタバタ。
ギターの2人も、いつも以上にゆるーい演奏に見えた。甘やかされて育ったミュージシャンの典型のような姿。まぁ何やっても許されるところまできているのだからしょうがないけど。
でもこれもストーンズ。
あーこれが自分の最後のストーンズライブなのか、と切なくなりつつ、あっという間にアンコールまで終わり、メンバーがステージ上で挨拶している。
いつもよりミックが長めにファンの声援の応えてから、ステージには誰もいなくなった。
お忍びで行ったのに、会場内や外で知り合いに多数遭遇、自分の物好きぶりを笑われつつ、だらだらと夜の街に消えたのだった。
次の来日があるかどうかわからないが、ミックのソロ、キースのソロ、ロンのソロツアーとかのライブでの来日の方が皆一生懸命演奏するだろうし、今のストーンズよりもっと良いコンサートになるな、とビールを求めて入った中華料理屋にて思った名古屋の夜。(M)
1.. Jumping Jack Flash
2.. It's Only Rock'n Roll
3.. She's So Cold
4.. Oh No Not You Again
5.. Ruby Tuesday
6.. Rain Fall Down
7.. You Got Me Rocking
8.. Gimme Shelter
9.. Tumbling Dice
--- Introductions
10.. This Place Is Empty (Keith)
11.. Happy (Keith)
12.. Miss You (to B-stage)
13.. Rough Justice
14.. Get Off Of My Cloud
15.. Honky Tonk Women (to main stage)
16.. Sympathy For The Devil
17.. Paint It Black
18.. Start Me Up
19.. Brown Sugar
20.. You Can't Always Get What You Want (encore)
21.. Satisfaction (encore)
さすがに札幌ドームには行かなかったが、今回のストーンズのジャパンツアーの中の唯一のアリーナ公演である、埼玉スーパーアリーナに行ってきた。
今回はストーンズ公認のインターナショナルファンクラブ(要するに公式ダフ屋)でキース側の前から9列目を自力でゲット。
長野の友人のTさんにどうしても良い席で見せたかったという使命感から取った席だが、やはりステージが劇的に近い。
あまり酔っ払わないようにお互いライブ前の酒を控えて、その時を待つ。
ライブがTV収録されると聞き、セットリストは手堅いものになると予想していたが、収録のある時のメンバーはきっちりとした演奏をするだろうと期待。
一曲目の「JJF」のイントロ、ミックのテンションみなぎるステージングに、早くも鳥肌、。
ミックはさすが、プロの中のプロだなぁ、と思うと同時にキースもやるなぁ、さすがに収録のあるライブだ、とかなり盛り上がりつつも、7曲目くらいから、キースとロンのギタープレイの微妙な感じが気になりだし、、、。
ドームのスタンドで見ているとわからないが、これくらいの距離だと、肉眼で見れるステージ上のメンバーの演奏は、その視線の行き先や空気感まで伝わってくるので、ある意味なかなかに残酷だ。
「ランブラー」の間奏頭のミックの有名な、小走りしながらのダンス、アクションにまたしても鳥肌となりつつ、キースのある意味キースらしい奔放かつダルな演奏に、トップギアまで自分の気持ちが行かないもどかしさも、、。
「シンパシー」のギターソロもイマイチ、アンコールの「YCAG〜」ではドラム台に座ってギター弾くわ、「サティス〜」では、ミックがまだバリバリ客をアオってるのに、勝手にイントロを弾き出すし、。
自分のミック好きなファン気質が影響してか、もちろん最後までコンサートは楽しみつつも、スタンドで見たドーム2公演ほどの感動が押し寄せることはなかったような。
ブートや映像でしか見れない70年代の神がかり的な演奏シーンの幻想を、いつまでも追いかけていてはいけないのは承知しつつも、もう少しギターをちゃんと弾いてよキース!と。
「ミスユー」でセンターにステージが移動する際に、チャーリーの靴下が、紫のTシャツに合わせて、紫なのを見た時、そして「ホンキートンク」でメインステージに演奏しながら戻る際に、チャーリーがまるで私らに微笑んでいたように見えた時、アンコールも含め全部の演奏が終了したステージでステージ上のクルーにも声をかけて退場していくチャーリーを見た時、なぜか胸が締め付けられて切なくなった。(M)
1.. Jumping Jack Flash
2.. It's Only Rock'n Roll
3.. Let's Spend The Night Together
4.. Oh No Not You Again
5.. Sway
6.. Wild Horses
7.. Rain Fall Down
8.. Midnight Rambler
9.. Tumbling Dice
--- Introductions
10.. This Place Is Empty (Keith)
11.. Happy (Keith)
12.. Miss You (to B-stage)
13.. Rough Justice
14.. Start Me Up
15.. Honky Tonk Women (to main stage)
16.. Sympathy For The Devil
17.. Paint It Black
18.. Brown Sugar
19.. You Can't Always Get What You Want (encore)
20.. Satisfaction (encore)
性懲りもなくストーンズのドーム公演の2日目も当日券で観戦。
金曜日なので、今日の方が初日よりはお客さんの入りが良かった。
いきなりオープニングから曲目変更、そして「アイント・トゥー〜」「ウォリッド・アバウト〜」「ランブラー」登場で、マニアも大満足でかなりあがる。
演奏は初日よりも良く、私の周りのリーマン連中のエアギターも全開!
コンサート終盤に向けて場内も初日以上に大盛り上がり。
今回のツアーのチケット代の値段がとやかく言われているが、今の世の中、9,000円で得られるドキドキ感でこれ以上のものはなかなかないなーと実感。やはり40年以上、世界を股にかけて番を張ってきたロックの王者は違う。(M)
1.. Start Me Up
2.. It's Only Rock'n Roll
3.. Oh No Not You Again
4.. Bitch
5.. Tumbling Dice
6.. Worried About You
7.. Ain't Too Proud To Beg
8.. Midnight Rambler
9.. Gimme Shelter
--- Introductions
10.. This Place Is Empty (Keith)
11.. Happy (Keith)
12.. Miss You (to B-stage)
13.. Rough Justice
14.. You Got Me Rocking
15.. Honky Tonk Women (to main stage)
16.. Sympathy For The Devil
17.. Jumping Jack Flash
18.. Brown Sugar
19.. You Can't Always Get What You Want (encore)
20.. Satisfaction (encore)
ストーンズの来日公演初日のドームに。
夕方から雨が降り始め、気分が上がらないまま、当日券売り場に並ぶ。
当日券で全席種が発売というのもさびしくもあるが、2階スタンドキースサイド最後列をゲット。ステージ全体が見渡せ、個人的には良席だなと。
さすがにスタンドには空席が目立ったが、本当にストーンズを好きな人が集まっているムードを、演奏がスタートしてすぐにわかってうれしくなる。
隣のミドルは「JJF」でいきなりのエアギター。
演奏的には、前回のツアーよりはちゃんと演奏していて、キース、ロンもまぁまぁギターを弾いていたし、後半から怒涛の盛り上がり。ミックとチャーリーには頭が下がる。演奏曲目で、「レッツスペンド〜」「シーソーコー」「スウェイ」「アズティアーズ〜」「ゲットオフ〜」など珍しい曲が聞けてラッキー。
レイチャールズのカバーでのリサの歌唱は、過去の来日の中でも特筆すべき名唱。
あとトイレタイムの「ミスユー」もなんか、ギターがジャキジャキして珍しく良く感じたりで、新たな発見も。
世界最高のロックバンドであるストーンズの、89年以降現在まで続く、サポートメンバー大所帯のある意味だらけた演奏には複雑な思いがあるが、それは愛憎入り乱れたファン心理なのだろう。
とはいえ、チャックによるノリノリの演奏頭のカウントやキュー出しはほんとになんとかしてほしい。
初めて見て、感激のあまり内容をほとんど覚えていない89年のLA(「シンパシー」のギターソロがハイドパークのコンサートと同じようなフレーズ構成で感激した記憶が)、ショーではなく初めて「コンサート」を見た武道館、センターステージ最前列で見た夢のような横浜アリーナと、20回以上のストーンズ体験の中でも、味わい深いストーンズのライブだったことは確かだった。(M)
1.. Jumping Jack Flash
2.. Let's Spend The Night Together
3.. She's So Cold
4.. Oh No Not You Again
5.. Sway
6.. As Tears Go By
7.. Tumbling Dice
8.. Rain Fall Down
9.. Night Time Is The Right Time
--- Introductions
10.. This Place Is Empty (Keith)
11.. Happy (Keith)
12.. Miss You (to B-stage)
13.. Rough Justice
14.. Get Off Of My Cloud
15.. Honky Tonk Women (to main stage)
16.. Sympathy For The Devil
17.. Paint It Black
18.. Start Me Up
19.. Brown Sugar
20.. You Can't Always Get What You Want (encore)
21.. Satisfaction (encore)
WBCという、暫定的ながらも野球(ベースボール)世界一決定戦が行われ、日本チームが見事優勝、と。
なんだかんだで、アメリカでの日本のからむ試合はほぼ見ていたが、ナショナルチームの試合は、日本シリーズの試合を超える緊張感があって良かった。
特に印象に残ったのは、ひいきのドラゴンズから参加の福留が、準決勝の韓国戦での代打2ランを放ったシーン。まさに鳥肌が、、、、。
「世界一」の日本チームのメンバーが属する、各球場にもっと多くの人が足を運んでくれたら嬉しいな、と。
ペナントレースの通常の試合でも、本当に感動するシーンに出会えることが多々あるので。(M)
新宿ロフト30周年という流れのイベントで、恒松正敏グル−プを見に行く。
他にAUTO-MOD、モモヨ&リザ−ドというメンツでの企画だった。
年齢層高めな客席で、知った顔もあまりいないロフトは約6割くらいの入り。
目当ての恒松さんは2番目の出演で、転換時にステージ前3列目くらいに陣取る。
本人が出てくる前から会場内のBGMの音量がデカかったが、演奏が始まってからの外音の音量も久々にロックコンサートを感じさせる爆な音量だった。
トリオでのスタイルで、ほとんどMCなく、曲がどんどん進む。
最近はミュージシャンというよりは、画家(芸術家?)という肩書きなので、かなりヴォーカルはきつそうだったが、それでもギターで引っ張っていく感じが、エクスピリアンスみたいだった。
ルックス的には、月日が流れた感はぬぐえないながらも、それはお互い様で、自分が彼の一番熱心なリスナーだった頃を思いつつ、ステージを見た。
ライブが終わり、左耳の耳鳴りの消えぬ中、比較的すぐにモモヨさんのステージに。
10代の頃に自分の中でカリスマの1人だった人のステージを、その20年以上後に初めて見るという、ある意味残酷な瞬間。
バックは急造?な若い人達で、モモヨさんは、その昔写真で見た人の面影をなんとかかすかに残すのみというくらいに別人に見えた。
ミュージシャンは誰でもそうだと思うが、(その中でも特にボーカリストは)ステージに上がり自分を他人に見せるという表現を常にしていないときついな、というその典型のようなステージだった。
自分の中のいろんなものが、こなごなになる前にロフトを出て歌舞伎町の人ごみの中に。
ロックはロールしつづけなければ、と。(M)
ジェームス・ブラウンの芸道50年コンサートを国際フォーラムに見に行った。
今まで何度かチャンスがありながらも、そのたびに見逃していたが、今回がラストチャンスと思い、72歳(?)のゴッドファーザーの姿を拝みに行った。
70越えということで、以前のチャックベリーの悪夢もあり、正直なめてかかっていたが、なんとビックリの1時間50分ステージ。
赤い衣装に身を包み、あの顔、あの表情でシャキッと登場してからは視線はJBに釘つけだった。
もちろん、全盛期の頃をイメージしてはいけないが、ダンサー含む、総勢17名にも及ぶバック陣を統率してのソウルショー。
演奏もバリバリ、流れもバッチリ、マントショーでのマイクの故障2連続も、逆に盛り上げに一役買っていた。
終盤のJB自らの「SOUL!SOUL!」という連呼や、マンズワールドでの、通訳を交えてのファンへのメッセージにはかなり熱いものが、。
奇人、変人、意地悪な性格などとさまざまな本で言い伝えられているが、この人は根っから音楽が好きなのだな、と。(M)
レコードコレクター誌でも取材を受けていた、新宿のアメリカ系音楽中心のロックバーを初訪問。
マスターのにじみ出る人柄、カウンターに座った時の居心地のよさ、そしてアナログ盤で聴かせてくれたオーティス・クレイの味のある歌声。
騒いでダンス、というロックバーも楽しいが、こういう大人の雰囲気も非常に良かった。(M)
アメリカンフットボールのNFLの年間王者決定戦である、スーパーボウルを見た。
昔からアメフトはそこそこ好きで、シーズンになると、毎週TV録画して、ちょこちょこ見ていたが、今年は近年まれに見るちゃんとした形での開幕からのシーズン観戦となった。
ごひいきのチームはプレーオフにて敗退したものの、楽しめるシーズンだった。
スーパーボウルで毎年話題になる、試合前の国歌斉唱と、ハーフタイムショー演出だが、今年はアレサ・フランクリンが国歌を歌い、ハーフタイムではストーンズが3曲の生演奏。
アレサの巨漢と、年を重ねたとはいえパワーあふれる声、一緒に出演のアーロン・ネヴィルの顔の凄みと裏腹な澄んだ声にも感動しつつ、やはりハーフタイムでのストーンズは楽しめた。
ミック、チャーリーの頑張りが目立ち、ロンも珍しく?ちゃんとギターを弾いていたし、ベロのステージセットがかなりTV栄えしていた。
キースは、黒の服だったので、体が締まって見えたのが良かったけど。(M)
キヨシローさんがオーティス・レディングのふるさとを訪ねて、、というTV番組があり、予約して見ていたのだが、。
番組終盤で、キヨシローさんがオーティスにささげる歌を、昔のオーティスのバンドであるMGズメンバーとスタジオにて録音するという感動的な場面があり、こちらもグヮーっとなっていたら、
ヴィデオの時刻設定が1分早く、ラストの歌詞の歌唱前で終わってしまった、、、。
歌詞カードは映っていたので、その最後のフレーズがどう歌われるのかのイメージが膨らんだだけに、なおさら残念。(M)
かねてから欲しかったソウルの本で、「スウィート・ソウル・ミュージック」という400Pを越える名著があったのだが、ようやく手に入れて熟読中。
サム・クック、レイ・チャールズ、ソロモン・バークの部分を読み終え、今、スタックスからオーティスが登場するくだりまできたが、本当に面白い。
黒人音楽に興味のない白人の妹弟が、なぜにその後、映画館の建物を買取り、スタジオとレコード店を作り、レーベルを運営して成功していくか、という部分で、いよいよオーティスが登場してきた。
悲劇的な終わりのエピソードを知ってはいるものの、今は読んでいて一番楽しい部分で、CDを聴きながら読むと胸が躍る。
15年ぶりくらいにブッカ−T.&MG’Sのアルバムとか聴いたり。(M)
HMVのトリプルポイントセルに踊らされて、ばかすかCDやDVDを買ったのは良いのだが、帰宅して買ったばかりのジャムの後期の2作品を家で聴いていて、もしや、、、と思いCD棚を見たら、2作品とも持っていたという、、。(M)
昨年、出版され一部で話題の村八分の山口冨士夫さんの本を読む。
付属のCDを聴きながら読むとズキズキ度が増す。
その昔XジャパンがXだった頃、そのXも出演する東北の野外イベントがあり、そこで、冨士夫さんのソロ(バンド形態でたぶんティアドロップス名義)も一緒に見た記憶が蘇る。(トリはレッドウォーリア−ズという無茶苦茶さ)
その時の記憶では、出演はまだ明るい時間だったが、なんか一つだけ磁場が違う空間を作り出していた。
最近もたまにライブ活動をしているようで、今年はぜひとも見に行きたい。(M)
今年の正月は、年末までに入手していたストーンズの63年ロンドン、71年ロンドン、72年アメリカ、76年パリ、81年アメリカのそれぞれの有名なライブ映像を15年ぶりくらいに見た。
それ以外にも、スプリングスティーンの例のBTRの3枚組BOXの2枚のDVD(メイキング、伝説のロンドンライブ)などや、ギャング・オブ・フォーのライブオムニバス、他にもなんかいろいろ映像を見た。
本当に素晴らしい。(M)