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Time Waits For No One [back number:2005]

2005/12/08

ジョン・レノンが亡くなって25年だそうだ。

世の中の全てのことに対してひねくれて、斜に構えていた高校3年生の自分が、

NYでの出来事を知ったのは、学校帰りかなんかの山手線、五反田駅のホームで、サラリーマンの持っている夕刊紙の見出しだったと思う。

洋楽ロックよりは邦楽ロックに重きをおく当時の自分は、

ビートルズといえば「青盤」、「赤盤」、「オールディーズ」と言ったベスト盤で、数々の名曲を聴いてちょっとときめいては、わざわざ自分でそれを否定してみたり、

「レット イット ビー」 、「ヘイジュ−ド」等々の合唱コンクール向きな曲で、その存在をリアルに感じ、

ジョン・レノンの「イマジン」は知っていてもいわゆる「ジョンの魂」のような無茶苦茶凄い作品は、大学生になって聴いてぶっ飛ぶようなおくての存在だった。

事件の翌日の学校で、学年イチのビートルズ好きの(昔はそういう子がミュージシャンごとにいた)O君が、犯人の男の名前を出しながら「あいつを絶対殺してやる!」と血走っていたのを思いだす。

あれから25年。

五反田駅でそのニュースを知った高校生は容姿もかなり変り、人生の紆余曲折を経て、いまだに音楽業界の端っこで迷惑がられながらも「ロックが、、」と若いバンドマンに語っている。

よく言われることだが、ここ何年かの世界を見ていて、ジョン・レノンならどんな歌を、作品をリリースしたのだろうと想像することがある。(M)

2005/12/06

スティーヴィー・ワンダーの10年ぶりの新譜をようやく購入。

なんだかんだで、リアルタイムで新譜を買うのはこれが初めて。

天才がいつも通りに「愛」をテーマに、、。

と言うと批判的な口調のようだが、あの声とハーモニカの音色一発で、全てを持っていくのが本当に凄い。やられた。(M)

2005/12/05

なにやらストーンズの来年3月来日のすっぱ抜きネタがネットや新聞に出始める。

今回は今までの招聘元と違う様子で、なにやらバタバタした印象。

噂されるスケも平日を中心にリストアップされており、ファンサイトのBBSも、今までの来日のような盛り上がりも起きていない、。

各ドーム公演にはあまり魅力を感じないが、仙台公演の8,000人キャパ小屋が確定したら、そこには是非行きたいな、と。(M)

2005/11/25

オーチャードホールにてレオン・ラッセルを観てきた。

このホールには初めて行ったのだが、適度にバブリーな作りの、3階まである椅子席のホール。

年齢層はかなり高く、平日ということもあり、1階はほぼ満員、2階、3階は半分づつくらいの入り。

立って見るライブでもないだろうとの予想から、あえて2階席をキープしつつ、定刻の5分遅れで暗転。

まさに御大というような風格の体系、真っ白な髪、髭の風貌で杖をつき足をひきづりながら本人登場。

シンプルな編成の演奏は、オリジナルにカバーにと、ほぼ1時間くらい休みなく続いた。

そこで一息入れつつ、途中例の大有名曲の弾き語りもありながら、本編終了。

そしてアンコールはジェリー・リー・ルイスのカバーをビシッと1曲。

バックのそつのない演奏、現地調達を思わせる各種機材やスタッフ、来場した客層を意識したかのような外音の小ささとか、あっさりしすぎていて、微妙な部分もあったが、御大の声のでかさ、というか迫力がハンパでなく、伝説以上のものを見ているな、と思う瞬間が何度かあった。

個人的には「ワイルドホーシズ」にちょっとびっくりしたのと、最後にサングラスをはずして演奏したときの顔立ちが綺麗に見えたのが印象的だった。

終演して会場に灯りがつき、階下を見ると、あの「裕也さん」があの派手な金髪とコート姿でいて、満足そうな顔をして会場を出ていくのが見えた。(M)

2005/11/09

知り合いからの情報で、渋谷にニューウェイブとルースターズをかけるロックバーがあると聞き、クアトロ近くの雑居ビルの階段を上る。

その店は、昔、ちょっとした縁で知り合ったドラマーの方がマスターをされていた。

映像のプロジェクターにはフジロックの映像が流れていて良い雰囲気。

入店した時には、確かにルースターズがかかっていたが、その後はパンク、ニューウェイブがどんどん。

久しぶりの再会となるので、なんとも照れくさい感じだったが、酒に飲まれていたので、得意のリクエスト攻撃。

洋邦問わずあれやこれやわがまま言いつつも、ツネマツマサトシさんのE.D.P.Sのライブ音源が聞けたのが最高の瞬間だった。

ロックを好きな若いリスナーにこそ聴いてもらいたいギターサウンド。

フリクションより個人的には好みだった。

スタジオレコーディングのオリジナル盤は手に入りづらいようで、そうなると無性に聞きたくなった。(M)

2005/10/05

10月末発売のRCサクセションの「ラプソディー ネイキッド」のサンプル盤(CD部分のみ)を聞く機会に恵まれた。

かの有名な25年前のライブのライブ盤の完全版というふれこみ。

音質、演奏ともに非常に素晴らしいが、なによりも、バンドがさらに上の位置を目指そうとしている頃の生々しい雰囲気、時代の空気感が見事に収められているのが凄い。

洋楽には発掘音源系ライブ盤の名盤が数多くあるが、これはそれにひけをとらない作品。

キヨシローさんが、GODではなく、まさにちんぴらロッカーとしての人間味あふれる時代のドキュメント。

MCも心なしかやたら謙虚で。(M)

2005/09/24

ロックなカメラマンのMさん達とロックバーに行き、いつもどおりのとりとめのない話で盛り上がる。

やはり話題は、ストーンズの新譜はどうなのか?

個人的には、まわりが騒ぐほどの作品ではないな、と。

ライブを見るたびに、60超えててもスゴイとか、私もよく言ってしまいがちではあるが、。

選ばれし者の芸道である以上、彼らには最上級のスタジオ作品を希望したい。

Mさんと共通したのは、何度聴いても曲が覚えられないね、と。

あと、前回ツアーのライブ盤もひどかったが、今回のジャケも本当にひどい。

歌詞の掲載ページの文字組みなども含め、そこらのインディーバンドの会場手売りCDRだってそこまでひどくないというレベル。

大好きなバンドゆえのねじれたファン心理ではあるが、、、。(M)

2005/09/09

クアトロにキングブラザーズ企画を見に行った。

17年ぶりくらいに見たエレファントカシマシが終わり、満員の観客が少し減り、いよいよラストに登場。

ちょっとした縁もあり、何回か見させてもらっているが、ひさびさのオオバコということもあり、なみなみならぬテンション。

前半、2曲目から3曲目に演奏がうつる瞬間、鳥肌がぞぞーっと。

復活が待たれるギターウルフとともに、言葉や理屈を越える瞬間がそこにはあった。(M)

2005/09/08

盗難にあっていた、キヨシローさんの愛車(自転車)のオレンジ号が無事見つかったらしく、ニュースにその経過が載っていた。

そっくりな自転車が放置されているという通報を受けて、キヨシローさんが、警察にかけつけて、、、

という部分を冷静にイメージしてみるとかなりおかしい。(M)

2005/09/02

一部で噂の、16歳のシンガーソングライター、ソーニャキッチェルの来日公演を渋谷の小さな会場で見る。

会場がホテル内にある、いわゆるオシャレ系な店で、ステージに登場した本人の、ややむちむちしたアメリカ田舎娘的なルックスとは似合ってないような気もしつつ。

1日2回公演のセカンドステージで、前から2列目というポジション。

ギターの弾き語りにピアノがつくという形態。

本人も、日本のおとなしい客にちょっぴりやりづらい様子もありながら、原石としての輝きを感じさせるステージ。

新曲もなかなか良かったが、果たしてこの先どうなるのだろうか?

ライブ後、関係者に挨拶している本人に、自分のCDを差し出してサインをしてもらい、つたない英語で、日本の静かな観客のことについて軽く説明したりしたが、ライブ後のほっとした瞬間の彼女は、まさに年齢相応、まるで学園祭を終えた高校生のようだった。

サイン以外にはThank youと添えてあった。(M)

2005/08/22

ストーンズのワールドツアーがアメリカのボストンにてスタート。

セットリストはスタジアム向けのまさにホットロックス。

2曲分のダイジェスト演奏を見たがミックの動きはスローモーながらもいい感じ。

連チャンではなく、1日おきのライブスケなのが悲しいが、来年の3月までのスケジュールがどんどん発表になっている。

一度、ヨーロッパ、それもロンドンでのストーンズを見たいのだが、いざツアーが始まると、どの土地でも良いし、スタジアムでも良いから早く見てみたいな、と。

しかしチケット代が4万円、、。(M)

2005/08/14

今年の野音のキヨシローさんは、声が昨年以上に声が出ていた。
この歳になってタバコを止めたという噂をチラ聞きしたが、。

なんとも愉快なキヨシローさんの姿が表紙の、今月のミュージックマガジンのチャボさんのインタビューも染みた。(M)

2005/08/05

日本最速の球を投げる、その外国人リリーフエースの球は本当に速かった。

1点リードの9回に登場するや、球場全体が、やんやの大喝采。

投球練習の球が。本当に見えないくらいのスピード。

しかし、速いだけでは打者を抑えることは出来ず、執念の出塁に、執念の外野フライ、息をのむ本塁スライディングで同点、さらに、4番打者の敬遠満塁策を目前で見た男の意地の満塁ホームランが飛び出しあえなく降板。

そのドラマに血が逆流(M)

2005/08/01

苗場のMOBYのステージで、コラースというかボーカルをしていた女性にはマジでやられた。

土砂降りの中、両手を天高く突き上げ、りりしく歌う姿はまるで雨乞いの司祭かのような、。

イベントの公式レポにも、MOBYのレーベルの担当者ブログレポにも、その女性の名前が出ていないけど、まだまだ凄い才能の持ち主が世界には存在する、。(M)

2005/07/26

かねてより一部で話題の、ディラン自伝の第1章が和訳されて販売されたので購入。

パラパラとページをめくるも当然、写真などもなく文字のみ。

読まずに2〜3日床に置きっぱなしにしておいたが、今朝、最初の数ページを読む。

ニューヨークに出てきた頃のエピソードのさわりだけを読んだのだが、言わずもがなの天才の文章なので、まるで音が溢れ出るかのような筆致。

青春小説のような瑞々しさにやられる。(M)

2005/07/24

雑誌を見ていて、気になる新譜を発見、サイトで試聴し即CDを購入。

アルバムを通して聞くと、ソングライティングの部分がやや弱い気がして、そこかしこで言われるほどの衝撃は受けなかったが、この雰囲気は凄い。

ソーニャ・キッチェル、16歳。

レーベルのサイトの紹介文の書き出しの部分、「16歳の時、あなたは何をしていただろう。〜」を見て、しばし遠い目をする。(M)

2005/07/05

実家の横には高架上に私鉄の駅があるのだが、幼少時には、自分の三角形の子供部屋がその駅の塀に面していて、その塀の向こう側の1階部分には保線工事用の資材置き場や倉庫があって、窓を開けてはそこを覗いたり、たまにそこに悪ガキ連中と探検に行ったり、野良猫達の通路になっていたりで、。

今朝見た夢は、なぜかジョニミッチェルが近所のオバさんぽくその倉庫に住んでいて、。

窓を開けて彼女を発見した時はびっくりしたものの、自分が相手に見つかってしまうのではないかとドキドキしているうちに目が覚めた。(M)

2005/07/02

LIVEAID再びと言う感じでLIVE8が開催されて、その映像をちらりと見た。

ピンクフロイドとビョークの映像にはしびれつつも、なんか、顔ぶれにドキドキするものがイマイチ。

メンツを見ても、劇的な若手の台頭もあまりなく、古株の顔ぶれが目立ったな、と。

日本だけではなく、音楽(ROCK)を取り巻く状況は厳しいと思った次第。(M)

2005/06/01

三宿の交差点近くにリッチーなハードロックな飲み屋があり、たまーに行くのだが、。

その日は小さなTVのモニターからはジョンボーナムがマジソンスクエアガーデンでドラムをたたく姿が、そして店内のBGMはイエス、ピンクフロイド、とプログレ系。

酩酊が進み、同席していた女性と仕事上の熱い口論となり、なんか気まずい展開となったのだが、そんな中でも無音の小さな画面のジョンボーナムのドラミングは冷静で凄かった。(M)

2005/05/12

さる飲みの席で、生まれて初めて見た外タレは、という楽しい話題となったのだが、

言い出した人間がいきなり「クラッシュの中野サンプラ」と発言、周囲からはある種の羨望とも思えるため息まじりの声が、、。

ちなみにほかに「アバ」「ジョンスペ」「ポールギルバート」みたいな、、年齢や趣向で見事にバラける結果が出て、。

そういう自分はなぜかあのギターヒーローだったりで、。(M)

2005/05/11

最後?と噂される、ストーンズの今年から来年にかけたワールドツアーの記者会見とライブの様子をファンサイトから見る。

メンバー4人とサポートのベースのみのシンプルなステージには好感。

しかし、演奏された新曲の微妙さ、とキースの前髪の後退ぶりに寂しさも。

海外のどこでも良いが、なんとか、スモールクラブのライブを見たいものだと夢想。(M)

2005/04/11

先日、春らしい天気に誘われ、急遽当日思い立ち、神宮球場に俺竜の今シーズン初観戦に行ったのだが、。

噂では聞いていたが、イニングごとのBGMや、燕選手の登場時の音楽(ジングル)がなんとヒップホップ調。

日本のヒップホップシーンのカリスマ「Z」がプロデュースしているらしく、バックスクリーンのヴィジョンには、燕帽をかぶった本人が、B系特有の決めのポーズで何度も出てくる、。

球場を埋めた人が、興味もあるわけもないヒップホップ系のPVまでガンガン流れて、。

燕が得点すると、へんてこりんな「Z」のマークまで映るという、、。

野球改革元年でもなんでも良いけど、こんなことしてファンが増えるわけもなく、うすら寒い気持ちに、。

「Z」が燕や野球を好きならば、野球というスポーツの何が醍醐味か、そこに集まってくる人たちの何が欲求なのかをもっと真剣に考えて欲しい。

「Z」も「Z」だが、それを、どこかの代理店のプレゼンかなんかで採用する球団も球団だ。

そこまでB系にしておきながら、7回裏は「東京音頭」なのだから、。

試合は9回2アウトから代打森野が同点3ラン!10回には福留が押し出し四球で、逆転勝利をしたのだが、なんかイマイチ、。(M)

2005/04/01

3月31日の夕方、はっちゃくから電話が、、、、、、、、、、、、、。

皮ジャン、皮パンにベースケースにベース1本、そのポケットにシャツを入れてアメリカをツアーしていた(ように見えた)彼は、フィラデルフィアの学生会館の地下にいた。

過酷なアメリカツアーのストレスか、かなりイライラしている様子がありありの開演前。

ライブが行なわれた場所も凄かったが、観客が浴びせたビールにブチ切れた瞬間の、ベースを殴るかのように弾く姿。

本当に心が寒くなるくらいの凄い演奏。

楽屋に立ち寄りずらい雰囲気の中、挨拶をした際に言われた、というより投げつけられた言葉とその光景は、いまだ音楽業界の端に身を置く自分にとっての重要な瞬間だと思っている。

本物のWILD ONE

R.I.P. ビリーさん。(M)

2005/03/20

国際フォーラムにホール&オーツを見に行く。

休日の17時開演ライブで、客層は案の定高め。80年代初頭に青春を送った男女が大集合。

なんと、来日コンサート回数100回!だそうだ。

彼等のことは今まで一度も見に行こうとは思わなかったのだが、昨年リリースされたソウルカバー系のアルバムも素晴らしく、このタイミングで見ないともう一生見ないかなと思い足を運ぶ、。

「マンイーター」から始まったステージは、シンプルなセットに適度な音量の音響、バックメンバーも手堅く、、、。

と書くと駄目なコンサートのようだが、ダリルの声が、鳥肌の瞬間を度々もたらした。

50を越えてからのロック、ソウル系のヴォーカリストは自身のノドのコンディションとの葛藤もあるはず。

昔から見ているファンからすれば、声量や、声域は微妙なのかもしれないが、歌うことが大好きで、ここまでやってきたということが伝わる真摯なステージだった。

2度のアンコールでは、必殺のチューン(アレ)も飛び出しつつも、アンコール入れてわずか1時間40分足らず。

個人的に好きで聞きたかったいくつかの曲は今回は聞けず、それはまた次回もっと小さなハコで見れたら、などと思いつつ帰路に。(M)

2005/03/16

REMの武道館公演に行く。

前回の来日の武道館も見に行ったのだが、今回は約10年ぶりとのこと。

当日の18時に渋谷の金券ショップで、1階南西スタンド5列目を定価ちょい下の値段でゲットして気分よく向かうと、なんと日本人バンドの前座が、、。

はっきりいって彼らにもお客さんにも何のメリットもない前座だったと思う。

25年くらい前の音楽業界じゃあるまいし、かなり悲しくなる。

彼らはREMを聞いたことあるのかな、というくらいの音楽ジャンル。

例の、エアロのコピーでミリオン連発のボーカルとギターのあのユニットのような音楽。(そこまでもすごくないが)

客も優しいのでブーイングなし。

まぁそんなことはさておき、外人が多いのは予想していたが、意外なくらいにお客さんが入っていて、中高年の姿が目立ったのには驚いた。

コンサートはいきなりのマイケルのダンス、なぞのメイク?マスク?スーツに赤いネクタイ、とロッカー然とした魅力にあふれたオープニング。

前回は、1曲ごとに歌詞カードをめくって歌っていた印象が強いが、今回は180度違うアプローチのマイケルだった。

本編75分、アンコール入れても全部で105分、一瞬も飽きさせず、客を盛り上げ、歌わせ、聞かせ所では聞き入らせ、何度も鳥肌が立つ瞬間があった。

曲が良く、どの曲も短いのでテンポ良く進むのも良かったが、それにしても、いわゆるヒット曲のないアメリカのベテランバンドなはずなのに、客の盛り上がり方がすごく自然で、なんか久々に良いコンサートを見たな、と。

まじ大いに感動。(M)

2005/03/14

Ronnie Wood and Friends at Theater Royal Drury Lane, London, Mar. 13, 2005

Line-up: Ronnie Wood (gtr, vo), Mark Collins (gtr), Jesse Wood (gtr), Ian McLagan (keyb), Andy Newmark (ds), Kenney Jones (ds), Darryl Jones (bass), Ray Cooper (percussion), Frankie Gavin (fiddle), Bernard Fowler (vo), Andrea Corr (vo), Leah Wood (vo), Beverley Knight (vo), Mick Jagger (vo)

1.. Mystifies Me
2.. Am I grooving You
3.. Seven Days
4.. Testify
5.. Whadda Ya Think
6.. If I Don't Have You
7.. If You Want Me To Stay
8.. Plynth
9.. Oh La La
10.. Little Wing
11.. Breathe On Me
12.. Piece Of My Heart
13.. Black Limousine
14.. Dance (with Mick Jagger)
15.. Flying
16.. Stay With Me

この面子でこのセットリスト。おまけにミックの飛び入りあり。ロンドン子がうらやましい。(M)

2005/02/25

あるバンドのラストライブを、寒風吹く新木場まで見に行く。

そのバンドの黎明期には、本当にいろいろなところでライブを見た。

渋谷、新宿、原宿の路上、仙台、青森、。

初ワンマンで配布されたメンバーのサイン入りチョコレートなんてのも今も持っている。

当時は皆20才前後で、ういういしく、MCは、ドラマーがよくしゃべっていた。

その後、縁遠くなりつつも、そのバンドが売れてから、大阪とかでライブを見たり、ギターの男子とはルーリードのライブ会場で出くわしたりした。

一緒のスピリチュアライズドを見ようなどといい、チケも買ったけど、一緒には見れなかったり、などということもあった。

当日のライブは、やはりラストライブという感じが全編に渡って漂っていた。

MCは一つもなく、ある種クールにライブは進行して、最後はギターのノイズとともに幕を閉じた。メンバーもそれぞれ少しだけ手を上げたりして足早にステージを去って行った。

ギターポップ然とした初期から、変遷を遂げつづけた彼等のサウンドに一貫する魅力は、あいまいなシャイさ、だったような気がした。(M)

2005/02/20

部屋のレイアウト変更をして、本棚の入れ替えを行なったら、ピストルズのデストロイという写真集を、なぜか2冊(日本版と海外版)持っていることに気付く。

当然のことながら海外版の方がかっこ良い。

なぜ2冊も買ったのだろうか?(M)

2005/02/19

先日、NHKのBSで、日本のフォーク・ニューミュージックを振り返るような番組をしていた。

偶然途中から見てしまったが、60年代後半から70年にかけてのフォーク・ニューミュージックの人気歌手がスタジオに集まり、昔のヒット曲を歌う、と。

当時、長髪でジーンズに若者だったミュージシャンも、今は皆50歳を越えて、。

番組のハイライトは、元かぐや姫(しかし凄い名前だ)の南こうせつ、伊勢正三に、イルカ(この名前も凄いが、この人は年取らない)が加わっての「神田川」「なごり雪」の演奏。

そして、その日の出演者が全員出てきて、「あの素晴らしい愛をもう一度」を演奏。ある世代には懐かしく、ある世代には気恥ずかしく、。

後列に立っていた高田渡さんの口が動いていなかったのが印象的だった、。

アメリカで同様な番組があったら、CSN&Yが出てきてエレキでがつーん。でもここは日本。(M)

2005/02/05

タワレコで、ふと見つけたDVD。タイトルは「The Old Grey Whistle Test」

値段も安く、中身もよさげで即ゲット。1回目はさらーっと見て、2回目はじっくり見たけど、珍しい映像ばかりで見所満載、内容も最高。

個人的には、スペシャルズのクールさ、ダムドのあほらしさ、ラモーンズの暗さ、トーキングへッズのベース。U2のダサいくらいのむっちり感、リトルフィートのタメ、スプリングスティーンのスピード感、ボブマーリーのオーラ、番外編のミックとキースらのインタビューに強く惹かれた。でも本当にどの映像も酔い。

もう解散してたり、この世にいない人も多数、音楽ジャンルもさまざまだけど、このぼろいスタジオでの演奏にはファンタジーがある。(M)

2005/01/24

既に昨年の発売からは日が経っていたのだが、U2の、地元アイルランドでの野外ライブDVDを購入して観る。

モンスターバンドの母国凱旋ライブは8万人もが詰め掛けた、城が遠くに見渡せる場所での野外ライブで、初期のレパートリーから、
その当時の最新アルバムからの曲とてんこ盛り。

映像作品には積極的な姿勢のバンドながらも今回は映像としては控えめな作り。

まぁ設定自体が既に最大の演出になっているからだと思うが、。

青臭い感じは変らず、何度もぐっとくる瞬間がありつつ、。

ドラマーのイスになんと背もたれがついていたのが一番ビックリした。

腰でも悪いのだろうか、しかし逆にたたきにくいのでは?とも。(M)

2005/01/04

スピルバーグの「ターミナル」を観た。名匠と名優による安心して見ていられる映画。

彼の16mmによる最初の短編映画というのを30年?くらい前に見たことがあるが、そこから遠くに来たなー、と思う。

本編上映前には、トム・クルーズ主演、スピルバーグ監督の最新SF映画や、盟友のジョージ・ルーカスのスターウォーズの新作予告編が流れていた。

自分が映画少年だった頃に見たら、かなり熱くなったかもしれない。

トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズのオーラは凄いな。

ニコール・キッドマンとかもそうだけど、ハリウッド的なスターは濃い。

ロバート・デニーロ、アル・パチーノ、ダスティン・ホフマン、レッドフォード、、。

いつの頃からか、この俳優の作品は必ず見る、というのがなくなってきている気がした。(M)

2005/01/02

年末より「ダウン・ザ・ハイウェイ」というボブ・ディランの伝記を読む。

本人自身の自伝も、アメリカでは第1巻が発売されたようだが、翻訳が出るのを待つとして、。

関係者の証言を中心にした約500ページにも及ぶ本だが、圧倒的に面白い。

そのキャリアをスタートさせるまでの話から、栄光の絶頂期にいたる話よりも、悩み苦しむ80年代あたりからの話にひきつけられる。

しかし、ディランとして産まれた人間は、どういう気持ちで日々過ごすのだろうか、。(M)

2005/01/01

2005年のカウントダウンはキヨシローさんと一緒だった。

噂には聞いていたが、こたつでの年越し、、。

ライブはイベント向けで、スタンダード曲に新曲を混ぜる展開で、客も大満足。

MCで「いったい、いつになったら戦争は終わるんだろう」というのがしみた。

このMCは夏の野音でも同じだった。(M)

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